ある種の暗さを持たないでいられるか

 久々に家の自分の部屋で休日を過ごす。

部屋の中で、こたつに暖まりながら、伊藤計劃の『虐殺器官』などを読む。

小説を読むのは久しぶりだなあ。

というか活字を読むのから離れてしまっているし、とてもこんなゆったりと精神を保てる時間を持つことが"大人"になればなるほど難しいし取ろうとも思わなくなる心境の無情な成長とかあるので。成長と呼ぶか退化と呼ぶかは知らない。

よく考えたら、私は別に片時も何かと離れたくないとか嘘を言ったかもしれぬ。

いや、そんなのは嘘のうちに入るまい。

そんなの、言わなくていい幾つかの戯言ひとつかであり、独りの時間の芳醇さというものを時々思い出すのは人としてとてもバランスが取れているのではないか?

とにかく伊藤計劃は読みやすいのにちゃんと雰囲気文学臭も味わえて気に入った。

ということでいずれニコ生も再開したいのになープレ垢もったいないかもというくらい何もしておらず。そして音楽のdig作業はぜんぜんなのでそれはたまに心遺体

どんな人間にもある種の暗さ、はあると思ってた。でもたまに人はそれを忘れ、主も人を創り続けて一万年くらいなので作業工程でミスってしまったのでまあいっかってかんじなんだろうか。